クロストーク 02

徹底した自前主義

今野:物流全般のサービス、その全てを自社だけで提供できる体制が整っていることが、最大の強みだと考えています。原材料の調達、その原材料や商品を管理する倉庫や、運んだりお客様へお届けしたりする輸配送、それらを円滑に行うための精度の高い情報システム―。輸配送は自社で行い、システム管理などはアウトソーシングされている企業様もいらっしゃる中で、当社はお客様ごとの要望にお応えするため、そしてトータルで物流の提案をさせていただくために、物流サービスの全てを自前で行う「自前主義」を取っています。

大浦:自前主義を取っている理由には、安定して物流サービスを提供したいという想いもあるんです。その背景には、東日本大震災があります。社会のライフラインを支える仕事をしている者として、1日も早く皆様が元どおりの生活ができるようにお役に立ちたい。当社には有事の際にも物流を迅速に復旧させるノウハウがあります。

東京支店長
大浦 淳
Jun Ohura

東京支店長
大浦 淳
Jun Ohura

求められる人間力

今野:これからの物流は、より人間力が求められる時代になってくると思います。だからこそ、教育制度の充実や人事も含め、若い社員に対してよりチャンスを与えていこうと考えています。

大浦:「私でしたらこうやります」「こういうやり方はいかがでしょうか」という積極的な若い社員が増えてきています。若い人材は、感性が豊か。若い人材の発想や工夫がこれからの物流には必要です。そういう力を引き出せるか、斬新な発案ができるキッカケを作れるかが、私たちの仕事だと考えています。事実、20代でトップ営業マンになった社員や、30代で支店長の下で支店を動かしている、という社員もいます。また、そうした若い社員が責任あるポジションで活躍しているフィールドに魅力を感じて入社した、という新卒社員もいます。そういった社員は意気込みがすごい。自分が会社を引っ張っていくんだという気概に溢れています。第一貨物がますますおもしろい会社になっていく期待感を感じています。

取締役 北関東支社長
今野 徹
Toru Konno

取締役 北関東支社長
今野 徹
Toru Konno

社員一人ひとりが高める品質

今野:品質とは「空気」のようなものです。社員一人ひとりの意識の積み上げ、そして組織としてのチームワークが、その「空気」を作るんです。前提として、社員一人ひとりが社会インフラを支える企業人として、そして1人の人間として、品質を高めていく意識を持てるような環境でなければいけません。

大浦:品質とは「人質(じんしつ)」だと思います。どんなサービスも最終的には人が行うので、人の質によって品質も大きく変わってしまいます。その意識を、どのように育んでいくのかが重要です。私もそうですが、ただ上からこれをやれ、あれをやれと言われても、おもしろくありませんから、うまくいきません(笑)。やはり自発的に発案したことのほうが継続でき、上手くいかなかったときにも試行錯誤し、他のやり方に変えてやってみようということになりやすい。自ら考えることができる社員を増やしていき、それが品質の向上につなげたいと考えています。それによって、仕事をジブンゴトに捉えて、主体的に仕事に取り組んでもらえれば、それが第一貨物にとっても、そして社員にとっても1番理想的だと考えています。